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クリスマスの翌日は...☆
2006-12-27 17:00:00 Category : 文化・カルチャーさてさて。先日はクリスマス関連の記事を書かせて頂きましたが、「もう来年までクリスマスの記事は書けないなー」なんてポーッと思ってましたら、いえいえ、そんなことはありませんでした!笑。ありました、ありました。イギリスに住んでいた頃(筆者は4歳〜9歳までロンドン在住)、楽しい楽しいクリスマスが終わってしまってもあと一日だけ、その余韻に浸っていられる、すてきな祝日があったことを...思い出しました!イギリス(およびアイスランド・スコットランド・オーストラリア・ニュージーランド・カナダ・ケニアなど)では、クリスマスの翌日12月 26日は、祝日に定められているのです!今日はこの風習をご紹介させて頂きたいと思います。
イギリスを始めとする地域でクリスマスの翌日・12月26日は、"Boxing Day" (ボクシング・デー)として、祝日に定められています。子どもの頃は、「なんだろう?みんなでボクシングでもするのかな?」なんて思っていたものですが(笑)クリスマスの最後の余韻を楽しめる日として、意味もわからずになんだか好きだったものでした。が、これが大人になってから改めて調べてみると、とってもグッとくるコンセプトと歴史のある祝日であることがわかりまして....「そうだったんだ!」と襟を正された心持ちであります。是非ご紹介させてください!
名前の由来はいくつか説があるようですが、共通しているのは、スポーツの「ボクシング」とは無縁で、「箱」のboxが原義であるということ。英語版 Wikipediaの解説によると、次のような諸説があるようです:1)封建制度時代、召使いたちはクリスマス当日まで働いた。その翌日にみなが家族で集まれるようにと、休日と定めた。その日に領主たちは、召使いたちに、服や穀物といった実用的な物品を箱いっぱいにして、与える風習があった。(これはボランティアというよりも、領主の義務という感じだった、そうです。)うわぁ。なるほど。そうだったんですね!
はたまた、別の説として;2)クリスマスの翌日に出勤するとき、召使いたちは箱を持参する風習があった。雇い主たちはこの箱にコインを入れてやった。 そしてこの風習が後々、「クリスマス・ボーナス」の現在の習慣のもととなった。という説もあるそうな。へぇ!なるほど、うんうん。これも頷かされますね。
ところが、こんな説もあるのです:3)教会では、クリスマス当日に寄付金の貯金箱を開ける風習があった。その寄せられた金銭は、その翌日に、貧しい人々や下流の人々に配られた。(この場合の「箱」は、教会の巨大な寄付金用の貯金箱のこと、だそうです)なるほど、なるほどー。こちらも、とっても説得力がありますね!
こういう祝日ひとつを題材にとっても、クリスマスという日が、キリスト教圏の人々の暮らしにとって、どんなに特別なものであったか、というのが浮き彫りになりますよね。我々は日本に暮らす日本人でありますから、そんな日本人なりのクリスマスの祝い方があって良いのだとも思います。が、キリスト教由来のイベントであることは明白でありますし、自分たちなりに祝うにしても、その根本に対する敬意と配慮は、欠かしてはならないと、思うんです。
来年は、さらにもっと色々なモチーフや風習にまで踏み込んでご紹介してゆけたらいいなぁ。さて、次回は何をかこうかな??是非、お楽しみに。それでは☆
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